【衆院選】きょう公示・和歌山県の小選挙区に9人立候補(写真付)

2017年10月10日 21時26分 ニュース, 政治

憲法改正や消費税増税、原発政策などを争点にした解散に伴う衆議院選挙が、きょう(10日)公示され、12日間の選挙戦がスタートしました。和歌山県内3つの小選挙区には前職4人・新人5人のあわせて9人が立候補しました。

候補者の演説に聞き入る聴衆

和歌山1区に立候補したのは、届け出順に、共産党の新人・原矢寸久(はら・やすひさ)候補65歳、希望の党の前職・岸本周平(きしもと・しゅうへい)候補61歳、自民党の前職・門博文(かど・ひろふみ)候補52歳の3人です。

きょう午前、和歌山市一番丁の公園前で第一声を上げた原候補は「こんどの選挙は『森友(もりとも)・加計(かけ)隠し』が狙いだが、逃げられると思ったら大きな間違いだ。政党とはいったい何か、根本から問われている。平和を守り抜くため、立憲民主主義を取り返そうと団結した」と訴えました。

第一声をあげる原候補(10月10日・和歌山市一番丁)

午前8時半から、和歌山市広瀬(ひろせ)の書店の駐車場で第一声を上げた岸本候補は「希望の党からの立候補は苦渋の選択だった。高齢者や女性、障害者、ひとり親にチャンスすら与えられないことや、貧困な家庭の子どもが置き去りにされていることを私は許すことが出来ない。この選挙に勝ち、健全な野党としてこの流れを止めなければならない」と述べ支持を訴えました。

第一声をあげる岸本候補(10月10日・和歌山市広瀬)

午前9時すぎに和歌山市黒田(くろだ)の選挙事務所前で第一声を上げた門候補は「ふるさと和歌山のために、国会議員として何が一番大切かを訴える。ここで発展を止める訳にはいかない。一夜にして自分の政治信条を180度変えて、東京の人気に乗っかり、自分の議席を確保しようとは思わない。小選挙区の代表として皆さんの力を頂きたい」と訴えました。

第一声を上げる門候補(10月10日・和歌山市黒田)

和歌山2区に立候補したのは、届け出順に、共産党の新人・下村雅洋(しもむら・まさひろ)候補62歳、日本(にっぽん)維新の会の新人・栄隆則(さかえ・たかのり)候補53歳、自民党の前職・石田真敏(いしだ・まさとし)候補65歳、希望の党の新人・坂田隆徳(さかた・たかのり)候補38歳の4人です。

きょう(10日)午前9時半から、紀の川市打田(うちた)の事務所前で第一声を上げた下村候補は「安保法制や共謀罪法など戦争を容認する仕組みづくりをしてきた安倍政権の暴走を、野党が結集して阻止したい。和歌山県の農林水産業や中小企業を振興し、仕事づくりに取り組みたい」と訴えました。

第一声を上げる下村候補(10月10日・紀の川市打田)

午前9時過ぎに支援者らを前に、紀の川市貴志川町(きしがわちょう)の選挙事務所前で第一声をあげた栄候補は「全国どこでも同じような政策では地方創生は生まれない。地域で起こっている現実にしっかり心を寄せ、改革を実現させていきたい。農村部では耕作放棄地や高齢化の問題に争点を当てて、しっかり取り組んでいきたい」と述べ、支持を訴えました。

第一声を上げる栄候補(10月10日・紀の川市貴志川町)

石田候補は、きょう午前8時半すぎ、海南市日方(ひかた)の海南市燦燦(さんさん)公園で支持者らを前に第一声をあげ、安全保障対策や人工知能の活用、地方創生、防災減災などに取り組む考えを示し「日本を取り巻く環境が大きく変わりつつある今こそ、安定した政権で現場の声を政策に反映させ、安心できる社会を築きたい」と、7選に向けて支持を訴えました。

第一声をあげる石田候補(10月10日・海南市日方)

きょう午前9時半から、岩出市荊本の選挙事務所前で第一声を上げた坂田候補は「今回、自分の出馬にかかわる騒動では大変心配をおかけした。中小零細企業で働いてきた経験や仲間、和歌山2区の皆さんの思いをかなえるために希望の党からの立候補を判断した。国政に是非とも送り出して欲しい」と訴えました。

第一声を上げる坂田候補(10月10日・岩出市荊本)

和歌山3区に立候補したのは、届け出順に、共産党の新人・楠本文郎(くすもと・ふみろう)候補63歳、自民党の前職・二階俊博(にかい・としひろ)候補78歳の2人です。

楠本候補は、きょう午前10時から、御坊市(ごぼうし)の日高港入口で第一声をあげ「いまの資本主義の枠の中で、国民の願いをかなぐり捨て、国政を私物化している政治はいい加減にして欲しい。今度は皆さんの声を国政に届けるのが私の仕事」と述べ、支持を訴えました。

第一声を上げる楠本候補(10月10日・御坊市塩屋町南塩屋)

二階候補は、公務で選挙区入りが出来なかったため、きょう午前11時から、御坊市内の選挙事務所で、事前に録音された音声が支持者の前で紹介されました。この中で二階候補は「皆さんと築いてきたふるさと和歌山の躍進こそ、次の世代に受け継がねばならない課題だ。地域のために戦えることを嬉しく思う。みんなで一緒に戦おう」と支持を訴えました。

ガンバローコールをあげる二階陣営(10月10日・御坊市薗)

投票は今月(10月)22日、県内842の投票所で、午前7時から一部を除いて午後8時まで行われ、即日開票されます。

また、衆議院の比例代表と、最高裁判所裁判官7人の国民審査の投票と開票もあわせて行われます。

投票日に仕事やレジャーなどで投票所に行けない人のための期日前投票が、あす・11日から投票前日の21日まで、各市町村が設置した期日前投票所で行われます。

きのう・10月9日現在の和歌山県の選挙人名簿登録者数は83万288人で、各小選挙区ごとの内訳は和歌山1区が31万3444人、和歌山2区が25万2887人、和歌山3区が26万3957人です。

投票日を啓発する看板(10月11日・和歌山県庁前)

今回の総選挙は、公職選挙法の改正により、去年(2016年)6月から選挙権年齢が18歳に引き下げられてから初めての選挙となり、県選挙管理委員会では、棄権の防止と若者の投票を積極的に呼びかけています。

※以上の立候補者の第一声は、ラジコの「タイムフリー」でお聴きいただけます。(きょうから1週間以内)