南海本線の樽井~尾崎間、単線での運転再開めざす

2017年10月28日 19時29分 ニュース, 交通, 社会, 防災

台風21号の被害で鉄橋がゆがみ、不通となっている南海本線・樽井駅と尾崎駅の区間について、南海電鉄は被害のみられない上り線を使って単線での運転再開をめざすことにしています。

これは南海電鉄がきょう(28日)発表したものです。今月22日、南海本線の樽井駅と尾崎駅の間の男里川(おのさとがわ)橋梁で下り線の橋脚が沈み込み、線路がゆがみました。調査の結果、台風21号に伴う急速な増水で下り線のレンガ造りの橋脚部分が削り取られたとみています。

一方で、上り線については安全性に問題ないとみて、台風22号の影響などを見極めながら、できるだけ早く運転を再開したいとしています。ただ、単線での運転となるため、和歌山市駅と難波駅を結ぶのは普通列車のみとなり、JR阪和線などへの振り替え輸送は引き続き行います。

また上下線による運転再開の見込みですが、現在、下り線の橋梁を修理するための準備工事を行っていて、仮の復旧に、およそ1か月程度かかるとみています。

運転を見合わせた今月23日からきょう(28日)までの述べ6日間で上下1517本が運休し32万人に影響しています。現在、難波と樽井、また尾崎と和歌山市の間で 折り返し運転を行っているほか、樽井駅と箱作駅の間はバスによる代行輸送を行っています。

このほか南海高野線は上古沢(かみこさわ)駅構内の線路故障により、高野下と極楽橋の間で運転を見合わせたままで、運転再開のメドは立っていません。