県・紀の川市西脇の斜面崩落で2日に調査検討会設置

2017年10月31日 19時57分 ニュース, 政治, 防災

台風21号などによる大雨で紀の川市西脇(にしわき)の斜面が崩れて民家を直撃し、住民1人が死亡した事態を受け、和歌山県は、大学教授や建設コンサルタントなどの有識者6人による調査検討会を発足させ、あさって(11月2日)現地視察を行うことになりました。

今月(10月)22日のよる、台風21号などの大雨で、県が整備中の広域農道付近の斜面が崩れて土砂が民家を直撃し、住民の82歳の男性が死亡した事態を受け、県では直ちに、調査検討会を設置し、崩落箇所の設計や工事の方法に問題が無かったかを検証する方針を示し準備を進めてきました。

その結果、京都大学の大西有三(おおにし・ゆうぞう)名誉教授や、京都大学防災研究所・斜面災害研究センター長の釜井俊孝(かまい・としたか)教授ら学識経験者をはじめ、設計コンサルタントや砂防や地盤の研究者など外部の有識者による調査検討会を召集し、あさって、紀の川市西脇の現場を視察したあと、初会合を開いて崩落箇所の設計や工事の方法に問題がなかったか検討することになりました。

仁坂吉伸知事は、今月24日の定例記者会見で「犠牲者が出たことは痛恨の極みだ。急がなければならない問題で、出来るだけ早く猛烈にやりたい」と話していて、調査検討会の技術的な意見や助言をもとに、崩落の詳しい原因や対策を講じる考えです。