海南市の中野BCで新米の新酒初仕込み(写真付)

2017年10月31日 19時35分 ニュース, 社会, 経済

海南市(かいなんし)の酒造メーカー・中野BCで、きょう(31日)ことし(2017年)の新米を使った新酒の初仕込みが行われ、報道関係者に公開されました。

櫂でタンク内を撹はんする蔵人(10月31日・海南市藤白)

初仕込みが行われたのは、手仕込みの純米酒「紀伊国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)」の新酒です。

ベルトコンベアーでタンクに運ばれる蒸した酒米

きょう午前、中野BCの工場では、蔵人たちが、蒸して冷ました酒米(さかまい)と米麹(こめこうじ)、それに水を入れた、直径2m、深さ2・5mある、およそ1万リットルの容量を誇るほうろう製のタンクのフタから長さ3メートルのFRP製の櫂(かい)を差し込み、丁寧に手作業で撹はんしていました。

麹米(こうじまい)は、岡山県産の山田錦(やまだにしき)、掛米(かけまい)は山形県産の出羽三山(でわさんざん)が用いられていて、蔵人たち11人が、これから毎日櫂をかき混ぜながら20日から25日ほど発酵させ、来月(11月)下旬の初しぼりまでじっくりと新酒を育てていきます。

杜氏の端博之さん

杜氏(とうじ)の端博之(はな・ひろゆき)さんは「酒仕込みに適した気温に下がってきました。我々蔵人一同、ことしも酒造りに頑張りたい」と話していました。

中野BCでは、きょう仕込んだ新酒の一部を「純米酒 紀伊国屋文左衛門 平成29年 しぼりたて生」として、12月中旬から全国へ出荷する予定です。