南海本線、樽井~尾崎間 10日ぶりに運転再開(写真付)

2017年11月01日 20時02分 ニュース, 交通

南海電鉄は、きょう(1日)台風21号の影響で鉄橋の橋脚が壊れて不通になっていた南海本線の樽井駅と尾崎駅の間で10日ぶりに運転を再開しました。

和歌山市駅のホームに入ってくるなんば行き普通電車

今回の運転再開では、安全の確認ができた上り線だけを利用し、単線区間として上下で交互運転を行っています。運転本数は通常より大幅に少ない1時間に2本程度で、きょうは早朝から通勤・通学客で混雑した駅があったほか、踏切や信号の確認に時間を要するなどして最大30分の遅れが出ました。

到着が大幅に遅れた電車も

和歌山市駅から新今宮駅へ向かう44歳の会社員の男性は「不通の間は代行バスなどを利用し、普段1時間弱のところ3時間近くかかって通勤していました。1日も早く元のダイヤに戻してほしい」と話し、みさき公園駅から和歌山市駅に到着した中学3年生の女子生徒は「電車がかわると起きる時間が変わって大変です」と話していました。

南海電鉄によりますと、橋脚が壊れている下り線については復旧までおよそ1か月かかる見通しで、南海電鉄では、JR阪和線による振り替え輸送を引き続き行っているほか、朝のラッシュ時には代行バスを運転するなどの対応をしています。鉄橋が壊れたのは、台風による急激な増水で川底が削られ橋脚が傾いたことが原因とみられていて、樽井駅と尾崎駅の間で運転がストップされたきのう(10/31)までの10日間でおよそ44万人に影響が出ました。

一方、南海高野線は、現在も高野下と極楽橋との間で運転を見合わせていて、橋本と高野山の間でバスによる代替輸送を行っています。こちらの復旧のめどは立っていないということです。