関電海南発電所で石油コンビナート等総合防災訓練

2017年11月02日 19時25分 ニュース, 社会, 防災

南海トラフ巨大地震や3連動地震を想定した石油コンビナートの総合防災訓練が、きょう(2日)午後、海南市船尾(かいなんし・ふのお)の関西電力海南発電所で行われました。

これは、大規模災害に備えようと、県や海南市、消防・警察・自衛隊をはじめ、関西電力や新日鐵住金、JXTGエネルギーなど県内で石油貯蔵施設を所有する企業など、関係する機関が連携して毎年行っているものです。

訓練は、先月(10月)31日の午前7時ごろ、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード8・7の地震が発生し、海南市で震度6弱が観測されたのに続いて、地震発生の40分後にはおよそ5メートルの津波が到達したほか、原油タンクから原油が流出し余震で引火したという想定で行われました。

はじめに、県の防災ヘリコプター「きしゅう」が情報を収集し、海上保安庁の巡視艇や発電所の自衛消防隊の船舶などが、オイルフェンスで原油の流出を食い止めました。

続いて原油タンクの周辺では消火活動が行われ、海南・和歌山・有田(ありだ)・御坊(ごぼう)4市の消防隊の消防車が一斉放水を行ったほか、救護所では負傷者の救出と応急手当が救急隊員らによって行われました。

きょうの訓練には、27の機関からあわせておよそ280人、車両23台、船舶8隻、航空機1機が参加し、石油コンビナートでの災害を想定した動きを改めて確認しました。