広川町で準天頂衛星安否情報集約システムの実証実験(写真付)

2017年11月06日 19時00分 ニュース, 社会, 防災

きのう(5日)広川町(ひろがわちょう)で津波避難訓練が行われ、この中で政府の準天頂(じゅんてんちょう)衛星システムを使って避難者の安否情報を集約する実証実験が行われました。

タブレット端末で情報を入力する南広小学校の児童ら(11月5日・広川町・広八幡神社)

実証実験は、広川町の広八幡(ひろはちまん)神社に避難した訓練の参加者がタブレット端末からそれぞれ情報を入力し、データを日本の天頂付近を通る軌道を持つ人工衛星「みちびき」を通じて、東京のサーバーへ送信し集約するもので、訓練には、広川町立南広(みなみひろ)小学校の6年生が参加しました。

児童らは、内閣府の職員から渡されたタブレット端末のタッチパネルを操作して、自分の名前や電話番号、年齢などの個人情報や、避難している状況などを入力し、およそ10分程度で全員が入力を終了しました。

準天頂衛星からの情報を確認する職員

データは、準天頂衛星システムを通じて広八幡神社の境内に設置されたノートパソコンへ無事に表示され、児童らは「操作は簡単でした」と話していました。

児童らに説明する内閣府の川津室長補佐

訓練に同行した、内閣府・準天頂衛星システム戦略室の川津泰彦(かわづ・やすひこ)室長補佐は「操作に慣れている児童が参加することで、今後、年配者など幅広い世代に操作を教えるなどの補助が期待出来る。ことし(2017年)8月19日に打ち上げられたばかりの人工衛星「みちびき」の情報集約システムが来年度(2018年度)以降に本格始動すれば、全国の自治体に広がっていくのではないか」と期待を示しています。