加太中学校で将棋八段のプロ棋士が生徒や住民らと対局(写真付)

2017年11月10日 23時06分 ニュース, 社会

和歌山市立加太(かだ)中学校に、きょう(10日)午後、和歌山市出身のプロ棋士が来校し、将棋に関する講演や、生徒や地元の住民ら30人と同時に対局する「多面指し(ためんざし)」をして交流を深めました。

中学生と多面指しを楽しむ神崎八段(左)(11月10日・和歌山市立加太中学校)

これは、加太中学校の創立70周年を記念して行われたもので、和歌山市出身のプロ棋士で兵庫県尼崎市の神崎健二(かんざき・けんじ)八段が中学校を訪れました。

神崎八段は、きょう午後、市立加太中学校の体育館で、中学校の全校生徒や加太小学校の高学年の児童、それに近所の人らおよそ130人を前に講演し「将棋の世界は強い弱いだけでなく、棋士の人間性も問われる世界です」と心得を語りました。

続いて神崎八段が、円周状に配置された机で、座った子どもから大人までの将棋愛好家30人と同時に対局する「多面指し」が行われました。

神崎八段は、机を足早に回りながら瞬時に次の一手を繰り出し続け、解説やアドバイスを加える余裕も見せながら、30人の将棋ファンとの対局を楽しみました。

小学生のころに将棋を始めたという加太中学校1年の男子は「わずか11手で詰んでしまいました。さすがに八段の腕前は凄いです。これからも趣味の将棋を続けたいです」と、目を輝かせていました。

神崎八段は「藤井聡太(ふじい・そうた)四段や加藤一二三(かとう・ひふみ)九段の影響で新たな将棋ブームが訪れています。ふるさと和歌山の皆さんも、これを機に将棋に親しんでもらえたら」と話しています。