郵便局と県警連携・特殊詐欺防止喚起の切手袋配布(写真付)

2017年11月13日 20時43分 ニュース, 社会

日本郵便(にっぽんゆうびん)は、特殊詐欺への注意を呼びかける切手袋5万枚あまりを作成し、きょう(13日)から、簡易郵便局を除く和歌山県内263の郵便局で配布しています。

利用客に特殊詐欺への注意を呼びかける局員(左)(11月13日・和歌山中央郵便局)

これは、年賀はがきなどの購入が増えるこの時期に、後を絶たない特殊詐欺被害を防ごうと、日本郵便が和歌山県警察本部と連携して、ことし(2017年)初めて行っているものです。

配布された切手袋(中央)と啓発グッズ

切手袋は、タテ25センチ、ヨコ16センチの白いビニール製で、表には赤い色で「還付金詐欺に注意!『ATMで返還手続き』それは詐欺!」などと注意を呼びかけるメッセージとイラストが、日本郵便のキャラクター「ぽすくま」とともに目立つようにデザインされています。

きょう午前、和歌山市の和歌山中央郵便局では、局員らが、窓口やゆうちょ銀行の利用客に切手袋や啓発チラシなどを配りながら、特殊詐欺への注意を呼びかけました。

切手袋を受け取った和歌山市の主婦は「疑わしい勧誘の電話が自宅にかかってきたことがあってから、番号非通知の電話には出ないようにするなど、気をつけています」と話していました。

西岡和歌山加納郵便局長

啓発を担当している、和歌山加納(かのう)郵便局の西岡久生(にしおか・ひさお)局長は「貯金の利用客中心だった啓発活動を、郵便やATM利用客にも広げようと企画した。これを機に、さらに啓発に力を入れたい」と話していました。

和歌山県警・生活安全企画課によりますと、ことし10月末の時点で、県内では77件の特殊詐欺被害が発生し、被害額は1億9500万円あまりに上っていて、件数は去年(2016年)の同じ時期より22件、被害額は3200万円あまり、いずれも上回っています。