和歌山市立博物館・秋季特別展「幕末の紀州藩」(写真付)

2017年11月14日 19時41分 ニュース, 社会

ことし(2017年)、大政奉還から150年を迎えるのを記念して、激動の幕末に活躍した紀州藩の人々に関連した資料を集めた特別展「幕末の紀州藩」が、和歌山市の市立博物館で開かれています。

特別展では、紀州藩の13代藩主で、わずか13歳で14代将軍に就任し21歳で亡くなった徳川家茂(とくがわ・いえもち)や今の和歌山市出身で、明治時代に外務大臣を務めたことし没後120年の陸奥宗光(むつ・むねみつ)、紀州藩出身の新撰組隊士・矢田賢之助(やだ・けんのすけ)など、紀州藩の人々にまつわる資料あわせて128件が展示されています。

中には、徳川家茂が使用した風呂桶(ふろおけ)や、坂本龍馬が陸奥宗光に送った直筆の手紙のほか、和歌山市の友ヶ島と加太を外国船に対する防衛の拠点とし、勝海舟らが視察に訪れたことを記した資料や、「世界津波の日」のもとになった1854年の安政南海地震の直後に、人々に被害状況を伝えたかわら版などもあり、訪れた人は興味深そうに見学していました。

特別展「幕末の紀州藩」は、今月26日までの午前9時から午後5時まで、和歌山市の市立博物館2階の特別展示室で開かれています。入館料は一人500円、高校生以下は無料ですが、「関西文化の日」の今月17日から19日までの3日間は完全無料となります。また、今月19日の午後2時から博物館の学芸員による展示解説が行われるほか、今月23日と25日の午後2時から専門家による特別講演会が行われます。