熊野那智大社で千年の昔しのぶ紅葉祭

2017年11月14日 19時43分 ニュース, 社会

那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社で、きょう(14日)紅葉祭(もみじまつり)が開かれ、故事にちなんで、滝から色とりどりの短冊が流されました。

熊野那智大社の紅葉祭は、平安時代の986年に、花山法皇(かざんほうおう)が那智山(なちさん)で修行した際、紅葉の美しさを和歌に詠み、その短冊を小枝に結んで滝に流した故事にちなんで行われています。

きょうはあいにくの雨の中、冠にモミジの飾りをつけた神職や巫女(みこ)さんたちが、那智の滝の下流にある「文覚(もんがく)の滝」から色とりどりの短冊を流し、千年の昔をしのびました。

短冊を流した男成洋三(おとこなり・ようぞう)宮司は「那智山の繁栄や国民の幸せなど、祈りを込めながら、短冊の一首一首を読み上げました」と話していました。