和歌山産富有柿・12月18日にアメリカ初輸出へ(写真付)

2017年11月28日 19時32分 ニュース, 政治, 経済

日本産の柿のアメリカへの輸出が先月(10月)解禁されてから、全国で初めて、和歌山県産の富有柿(ふゆうがき)が来月(12月)18日にカリフォルニア州へ輸出されることになり、きょう(28日)和歌山県庁で、関係者らが記者会見を開きました。

初輸出に意気込むJA紀北かわかみの宮崎代表理事組合長(中央)ら(11月28日・和歌山県庁)

今回初めて出荷されるのは、JA紀北かわかみが管理する九度山(くどやま)町内の畑で今月(11月)20日に収穫された富有柿およそ0・8トンで、船便でカリフォルニア州に輸出されます。

柿のアメリカ向け輸出解禁に向け、和歌山県は2013年度以降、政府提案を続けてきたほか、JETRO(ジェトロ)大阪本部やJAグループ和歌山と連携し、アメリカでの販路拡大を見越して現地セミナーや試食会を開くなど、和歌山産の柿のプロモーションを展開してきました。

そして、県内ではJA紀の里管内の1カ所と、JA紀北かわかみ管内の2カ所のあわせて3カ所の柿畑がアメリカの厳しい検疫条件をクリアし、ことし(2017年)は、九度山町の柿畑1カ所から初めて富有柿が輸出されることになりました。

きょう午前、県庁で記者会見したJA紀北かわかみの宮崎卓郎(みやざき・たくお)代表理事組合長は「精魂込めて栽培された私たちの柿を、多くのアメリカ人に食べてほしい」と話し、今後、対応できる園地の拡大など課題をクリアし、輸出の増大に努める決意を示しました。

また、JA紀の里(きのさと)の松浦克仁(まつうら・かつみ)代表理事専務は「柿はもとより、そのほかの産物の輸出強化にも努めたい」と話しています。

JAと県、それにジェトロでは、来月18日の午後1時半から、九度山町のJA紀北かわかみ「マルい選果場」で輸出の出発式を開くほか、来年(2018年)1月の中旬から下旬にかけて、カリフォルニア州の創作日本料理を提供する高級レストランや、食材販売店、スーパーなどで、和歌山産の柿の試食会や店頭販売などを繰り広げることにしています。

さらに、初輸出に先立って、来月5日には、ロサンゼルスの日本国総領事公邸で開かれるレセプションでもPRを行う予定です。