南紀白浜空港・民営化に向けた説明会に23社

2017年12月04日 20時35分 ニュース, 交通, 社会, 経済

南紀白浜空港を民営化する方針を決めて運営事業者の公募作業を始めている和歌山県は、きょう(12/4)、参入を検討する企業向けの説明会を開きました。

現在、空港のターミナルビルを運営しているのは、県や日本航空などの出資による第三セクターですが、年間およそ3億円の赤字を県が負担しています。

こうした中、県が民営化する方針を決めたもので、きょう午後1時から白浜町にある南紀白浜空港旅客ターミナルビルで開かれた説明会には、鉄道やホテル事業の関係者など、23社が出席し、県の担当者から募集要項の説明を受けたあと、普段立ち入りが制限されている空港内の搭乗口や管理施設を見学しました。

県は、応募に際して、航空ネットワークの拡充や、国際線ターミナルの配置計画、業務の効率化などの提案を求めていて、業者からの提案を受けて、大学教授や弁護士らで構成する審査委員会で2度の審査を行って実現性などを評価します。

そして、来年(2018年)5月までに優先交渉権を持つ事業者を選定し、再来年(2019年)4月からの民営化を目指しています。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、先月(11月)の記者会見で、「施設管理だけでなく、世界中の航空会社に『うちに来てください』と商談できるプロにお願いしたい」と述べ、白浜空港の民営化に期待を寄せています。

南紀白浜空港は、1968年に開港し、羽田便が1日3往復しています。去年の乗客数は、およそ12万人でした。