難民支援でヨルダンへ、日赤看護師派遣(写真付)

2017年12月06日 19時38分 ニュース, 社会

内戦が続くシリアから国外へ逃れている難民を保健衛生面で支援するため、日本赤十字社和歌山医療センターから中東のヨルダンへ女性看護師が派遣されることになり、きょう(6日)出発式が行われました。

出発式で筒井副院長(右端)らが激励

シリアと隣接しているヨルダンでは、10人に1人がシリアからの難民と言われるほど多くの難民が流入していて、長引く避難生活で健康や衛生環境を保つことが難しくなっています。今回、現地に派遣されるのは、日赤和歌山医療センター・国際医療救援部に所属する小笠原佑子(おがさわら・ゆうこ)看護師35歳です。

挨拶する小笠原佑子看護師

きょう午後、センターのエントランスホールで行われた出発式には小笠原看護師の同僚らも駆けつけ、筒井一成(つつい・かずしげ)副院長が「自分自身の安全を計りながら、1年間避難民の健康維持に努めてほしい」と激励しました。これまでにハイチやフィリピンでも支援活動に参加した経験がある小笠原看護師は、「刻々と変わる現地の状況を見ながら、現地の市民や難民が健康で人間らしい生活ができるよう考えたい。難民支援ははじめてですが、センターの皆さんから力をもらって頑張りたい」と意気込みを話しました。

活動期間は、来年(2018年)12月下旬までのおよそ1年間で、センターからことし4月に派遣された平田こずえ看護師から現地で引き継ぎを受けたあと、ヨルダンの首都・アンマンにある国際赤十字の事務所を拠点に、教会や難民の家庭を訪問するなどして正しい手洗いやゴミ処理の方法、生活習慣病の予防法を指導し、難民やヨルダン市民の保健衛生の底上げを目指します。