和歌山県内経済2017年10―12月期「持ち直している」

2018年01月31日 19時07分 ニュース, 経済

近畿財務局・和歌山財務事務所は、去年(2017年)10月から12月の県内の経済情勢について、個人消費や雇用情勢の状況などから「持ち直している」と判断し、前回、去年7月から9月期の「持ち直している」とする表現を据え置きました。

和歌山財務事務所によりますと、個人消費は、百貨店やスーパーでは天候の影響などで食料品の動きがやや弱いものの、コンビニエンスストアでは惣菜などが好調で、自動車の新車登録台数は、新型車の投入により軽自動車は好調ですが、全体では小型車を中心に弱くなっています。観光客は主な観光地で宿泊客が増えています。

生産活動は、はん用機械はやや弱い動きですが、生産用機械はアジアを中心に海外向けが好調です。化学工業は家庭用製品や電子部品向けが好調、鉄鋼業も自動車や建設資材向けが好調で、全体としては緩やかに回復しています。

有効求人倍率は1倍を超えているほか、新規求人数も増加傾向にあることから、雇用情勢は改善しています。

今年度通期の設備投資は、すべての産業で前の年度を下回る計画ですが、企業収益は非製造業が減益の見込み、製造業では増益の見込みです。

住宅建設と公共事業は前の年を下回っていて、企業倒産は件数・負債総額ともに前の年を下回っています。

先行きについて和歌山財務事務所は「雇用環境の改善や政策効果などを背景に回復への動きが期待される一方で、海外経済や金融資本市場の変動に注意が必要だ」と話しています。