無期契約への転換阻む雇い止め、ぜひ相談を(写真付)

2018年02月09日 20時14分 ニュース, 社会, 経済

無期労働契約への転換を労働者が申し込めるようになる改正労働法の施行を4月に控え、和歌山県内最大の労働団体、連合和歌山が、あす(2/10)まで、雇い止めなどに関する電話相談を受け付けています。

和歌山市北出島・連合和歌山事務所で(2018年10月8日)

連合和歌山では、普段から電話による相談窓口を設けていますが、今回は、連合が全国一斉に行う取り組みの一環として、契約社員やパート労働者といった非正規雇用者からの相談を集中的に受け付けています。

労働契約法が改正され、ことし4月から施行されることで、5年以上、同じ事業所で働いた契約労働者に雇用期限のない無期雇用の権利が発生するため、無期への転換を避けるための、事業者による雇い止めが懸念されています。

和歌山市北出島の連合和歌山の事務所では、きのう(1/8)から、通常より電話の回線や相談員の体制を拡充して対応しています。

連合和歌山の小山淳(こやま・あつし)副事務局長は、「これまでは何年働いても無期雇用に転換する権利はなかったが、4月から盛り込まれるので、悩んでいるなら、相談を寄せてほしいし、事業者側もそうした事実をきちんと認識してほしい」と話していました。

連合労働相談ホットラインは、あす10日まで開設されていて、毎日午前10時から午後7時まで、フリーダイヤル 0120・154・052で受け付けています。

ところで、普段から開設されている連合和歌山の電話相談には、年間およそ200件の相談が寄せられていて、直近の5ヶ月間では、賃金に関する相談が最も多い一方で、解雇や雇用契約に関する相談も増えています。