和歌山市の河西公園に卒業前の小学生がクロマツ植樹(写真付)

2018年02月13日 20時06分 ニュース, 社会

卒業を間近に控えた小学6年生の児童らが記念にクロマツの苗を植える植樹祭が、きょう(13日)午後、和歌山市の河西(かせい)公園で行われました。

クロマツの苗を植える児童ら(2月13日・和歌山市・河西公園)

河西公園の周辺には古くから松並木が広がり地域のシンボルとして親しまれてきましたが、マツクイムシによる食害で松が枯れてきたことから、公園を管理する和歌山県スポーツ振興財団が、地元の自治会や小学校に呼びかけて、9年前から毎年この時期に、卒業を間近に控えた小学6年生の児童らとともに、食害に強いクロマツの苗を植える植樹祭を繰り広げています。

お礼を述べる木本小の戎生真くん

きょうの植樹祭には松江(まつえ)・木本(きもと)・西脇(にしわき)・八幡台(はちまんだい)の4つの小学校から6年生およそ300人と、松江・木本(きのもと)・西脇地区の連合自治会の役員や子どもの見守り活動のボランティアが参加し、開会式で木本小学校の戎生真(えびす・いくま)くんが「僕たちの植える松が思い出に残ることを嬉しく思います」と感謝を述べました。

白杭を打ち込む児童

児童らは、この日のために田辺市中辺路町(なかへちちょう)の県・林業試験場で育てられたクロマツの苗90本を、河西公園の古屋(こや)グラウンド北側の敷地に手で丁寧に植えていき、最後に、きょうの日付の入った白い杭を打ち込みました。

木本連合自治会の豊浦会長

木本連合自治会の豊浦幸三(とようら・こうぞう)会長は「マツクイムシで枯れてしまった松の再生を子どもや地域が共にできるのは嬉しい事です。これからもずっと続いて欲しい」と話していました。