南海電鉄、沿線活かした観光。中国の電子決済も導入

2018年03月03日 19時16分 ニュース, 交通, 経済

南海電鉄は増加する外国人旅行客に対応するため、中国などで普及している電子決済サービスを今後、導入する方針です。また、加太など沿線の特長を活かした観光振興を図ります。

南海電鉄の2018年度から3年間の中期経営計画によりますと、関西空港を利用する外国人旅行客の需要をさらに取り込むため、中国などで普及している電子決済サービスを、駅のほか、なんばCITYやなんばパークスなど商業施設に導入します。

また、ターミナル駅の難波駅に直結するオフィスや商業施設が入るビル「なんばスカイオ」を今年(2018年)秋に開業するほか、来年9月には新今宮(しんいまみや)駅前に日本で働くことを希望する外国人を企業に紹介する拠点を設けます。

これらとあわせて、高野町の世界遺産・高野山や堺市の百舌(もず)・古市(ふるいち)古墳群を回る旅行商品についても充実を図ります。

さらに、加太特産の鯛をモチーフにした「めでたいでんしゃ」を走らせるなどした町おこし「加太さかな線プロジェクト」を進めるなど、沿線の特長を活かした観光振興にも取り組むことにしています。また図書館やホテルなどの複合開発で駅の再整備を行っている和歌山市駅のように、駅を拠点としたまちづくりで沿線を活性化させたい考えです。

このほか、鉄道など運輸事業では2015年から3年間にかけた金額の1.5倍にあたる390億円の設備投資を計画し、橋の補強など災害対策にも取り組むことにしています。