紀伊半島豪雨で被災した熊野川下りの乗り場が再建

2018年03月03日 19時16分 ニュース, 交通, 社会

7年前の紀伊半島豪雨で被害を受けた新宮市で、熊野川を下る川舟(かわぶね)の乗り場が元の場所に再建され、きょう(3日)記念式典が開かれました。

再建されたのは、熊野川を下る舟が出発する「熊野川川舟センター」です。新宮市熊野川町田長(たなご)にある川舟センターは、2011年9月の紀伊半島豪雨で壊滅的な被害を受けて取り壊され、およそ3キロ上流にある施設に事務所を移して川下りを続けてきました。

3000万円あまりをかけて整備された新しいセンターは木造平屋立てで、ロビーは道の駅「瀞峡街道(どろきょうかいどう)熊野川」の施設として待合室や情報発信のスペースになっています。

きょう(3日)はシーズンの川下りが始まり、新宮市の田岡実千年(たおか・みちとし)市長は「川舟下りは観光の目玉だ。多くの観光客を誘致したい」と述べました。

今回の再建にあわせ、水害前に発売していた「道の駅記念きっぷ」が限定300枚で復活したほか、地元女性らが運営する「かあちゃんの店」では、郷土料理のめはりずしなどが入った「川舟弁当」の販売をはじめて、関係者は多くの利用を呼びかけています。

熊野川のおよそ16キロの距離を1時間半ほどかけて下るこの川下りは11月まで行われます。