台風想定、漂流物除去の航路確保合同訓練(写真付)

2018年03月07日 20時54分 ニュース, 事件・事故・裁判, 交通

台風の影響で海に流れ出た大量の漂流物が船の航路をふさいだという想定で早期に航路の確保を行う合同訓練が、きょう(7日)淡路島沖で行われました。

流木の回収訓練(提供:和歌山港湾事務所)

この合同訓練は、国土交通省の近畿地方整備局和歌山港湾事務所と徳島県の四国地方整備局小松島(こまつしま)港湾・空港整備事務所が去年に続いて行ったもので、きょう午前、淡路島の南の海上で行われた訓練には、あわせておよそ35人が参加しました。

訓練は、「台風の大雨の影響で海上に大量のゴミや木材が流出し、和歌山市と淡路島の間の紀淡海峡がふさがれた」という想定で行われ、はじめに、防災ヘリコプターが上空から漂流物の状況を確認しました。続いて、海洋環境整備船の「海和歌丸(うみわかまる)」と「みずき」が出動し、クレーンで漂流物を回収して航路を確保しました。きょうはこのほか、海に油が流出したという想定で放水訓練も行われました。

油対策の放水訓練(提供:和歌山港湾事務所)

去年7月の九州北部豪雨では、関門海峡の漂流物を取り除き航路を確保する作業が行われたということで、近畿地方整備局和歌山港湾事務所の担当者は「訓練を通して連携を強化し、災害時に速やかに対応したい」と話していました。