台風被害受け南海本線紀ノ川橋梁もしっかり点検を

2018年03月12日 19時28分 ニュース, 交通, 政治, 防災

去年(2017年)10月の台風21号による大雨で、南海本線の鉄橋の橋脚が沈み込む事故が起きた事を受け、きょう(12日)の2月定例県議会の予算特別委員会で、和歌山市の紀の川にかかる鉄橋の点検強化を求める質問が寄せられました。

去年10月22日の夕方、大阪府の男里川(おのさとがわ)にかかる南海本線の鉄橋の下り線の橋脚が台風21号による大雨で沈み込み、通過した電車の乗客2人がケガをしたほか、その後、およそ1か月にわたって泉南市の樽井(たるい)と阪南市の尾崎(おざき)の間が片側通行となり、和歌山市と大阪方面の行き来に支障が出ました。

改新クラブの長坂隆司(ながさか・たかし)委員は、きょうの委員会で、和歌山市の南海本線紀ノ川橋梁(きのかわきょうりょう)が築116年を超えることを指摘した上で、橋脚の根元の緊急点検の状況を尋ねました。

これに対し髙瀨一郎(たかせ・いちろう)企画部長は、南海電鉄の話として「橋脚の基礎が、川底より更に深い支持基盤まで到達していて、強度に問題はなく、去年11月上旬に行った緊急点検でも、過去の調査と比べて橋脚の健全性に変化は無いと報告を受けている」と答えました。

また髙瀨部長は「紀の川と丹生川(にゅうがわ)、古沢川(こさわがわ)にかかる南海高野線の県内の鉄橋の橋脚についても、点検の結果、異常が無いことを確認した」と補足しました。

これを受け、長坂委員は「2年に1度となっている点検や調査の頻度を増やしたり、台風などで水量が増えた時に水中調査をしっかり行うことなどを南海電鉄に要望して欲しい」と、改めて県当局に求めました。

このほか、きょうの委員会では、自民党県議団の秋月史成(あきづき・ふみなり)委員が学校内人事に関連して投票行為の事例などについて、無所属議員の会の菅原博之(すがはら・ひろゆき)委員がコンパクトシティなどについて、それに自民党県議団の服部一(はっとり・はじめ)委員が農林水産業の振興について、それぞれ県当局の姿勢をただしました。

和歌山放送絵では、きょうの県議会・予算特別委員会2日目のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。