2017年の県内外国人宿泊客数・過去最高の2016年を下回る

2018年04月04日 18時54分 ニュース, 政治, 社会, 経済

去年(2017年)1年間で和歌山県内に宿泊した外国人の数は47万5千人あまりで、過去最高の50万人を記録したおととし(2016年)を2万5千人近く下回ったことが、和歌山県のまとめでわかりました。

県・観光交流課によりますと、香港、中国、台湾、韓国とアジア地域がメインの傾向が続いていて、それらの地域向けの雑誌やテレビなどのプロモーションが功を奏し、世界遺産「高野・熊野(こうや・くまの)」地域の高野町、田辺市、那智勝浦町(なちかつうらちょう)などでそれぞれ過去最高を記録しました。

一方で、関西国際空港のある大阪府内の宿泊施設不足が解消し、和歌山市周辺の中国人宿泊者が減ったほか、台湾・タイ・シンガポールなどのアジア地域で団体ツアーから個人旅行へのシフトが急速に進み、みなべ町や白浜町(しらはまちょう)の宿泊者数が減ったことが、前の年を下回る要因だと分析しています。

アジア以外ではオーストラリアで熊野エリアの人気が高まり、前の年と比べて那智勝浦町でおよそ3・5倍、新宮市(しんぐうし)でおよそ1・8倍宿泊者数が増えたほか、新たにプロモーションを始めたドイツなども、白浜町や那智勝浦町での宿泊者数が増えました。

県・観光交流課では「中国が4万人減となった一方で、オーストラリアとニュージーランドのシェアがおととしより50%増と拡大した。今後も引き続き旅行雑誌『ロンリー・プラネット』やCNN、BBCなどのメディアと連携した共同キャンペーンや、SNSなどの情報発信に取り組み、外国人観光客の獲得を進める」と話しています。