県「飲酒運転根絶県民運動2018」展開・条例制定も(写真付)

2018年04月10日 18時49分 ニュース, 交通, 政治, 社会

去年(2017年)の和歌山県の交通死亡事故のうち、飲酒運転による割合が2006年に続いて全国ワースト1位になった事を受け、和歌山県は「飲酒運転根絶県民運動2018」を展開し、飲食店や関係団体への啓発やフォーラムの開催、条例の制定に向けて取り組むことになりました。

飲酒運転根絶県民運動のきいちゃんのイメージ(※和歌山県提供)

県警察本部によりますと、去年の県内の交通死亡事故は35件、このうち飲酒運転によるものが17・1%にあたる6件と、2006年に続いて全国ワースト1位になりました。

県では、県内の飲食店や関係団体などに、県のマスコットキャラクター「きいちゃん」が目を真っ赤にしてにらむデザインの「飲酒運転根絶ステッカー」をおよそ3万枚、運転のため飲酒しない意思を示す「飲みませんバッジ」およそ5万個を配布します。

8月には、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で「飲酒運転根絶県民フォーラム」を開いて、飲酒運転事故の被害者や警察関係者らの講演やパネルディスカッションを行います。

仁坂知事(4月10日・和歌山県庁)

同時に県では、飲酒運転根絶の具体的な方針などを盛り込んだ条例の制定にも着手し、今後、専門家らによる会議を開いて検討を重ね、来年度(2019年度)の施行を目指します。仁坂吉伸知事は「県民に気の緩みが再び出てきているのではないか。きいちゃんも怒っている」と話しています。

県ではあす(11日)の午後6時から、JR和歌山駅西口で街頭啓発を繰り広げるほか、ラジオやテレビ、地方誌などでの啓発広告を打つなど、ワースト1返上に向け活動を強化します。