消防学校で入校式 53人が共同生活スタート(写真付)

2018年04月10日 18時49分 ニュース, 社会

全国の消防学校で初となる震災や土砂災害などの自然災害への対応を訓練できる施設を整えた和歌山県消防学校できょう(4/10)、入校式が行われ、この春、県内の消防本部に採用された53人が、一人前の消防士を目指して学校寮での共同生活をスタートさせました。

入校式の様子

 

きょう午前10時から県消防学校・教育管理棟の講堂で行われた入校式には、県内16の消防本部から集まった53人が出席し、保護者らが見守る中、式典にのぞみました。

入校式で、式辞を述べた森本修司(もりもと・しゅうじ)校長は、「訓練は、相当厳しく、苦しいことや辛いこともあると思いますが、地域住民に信頼される消防職員になることを目指して日々精進し、消防活動で最も重要な、チームワークに必要不可欠となる、人を敬い思いやる心、己を律する心を、学校生活で身に付けてください」と激励しました。

式辞を述べる森本校長

これに対し、入校する消防士を代表して、和歌山市消防局の妹尾靖史(せお・やすし)さん27歳が「学生としての責務を深く自覚し、校則を守り、勉学に専念することを固く誓います」と宣誓しました。

宣誓する妹尾さん

式典のあと、妹尾さんは、「24時間、仲間と過ごしながら身を引き締めて訓練に取り組み、さまざまな災害に対応できる、和歌山県内の人たちに信頼される消防士、救急救命士を目指したい」と話し、田辺市消防本部の道本有賀(みちもと・ゆか)さん18歳は、「中学生の頃、家族がお世話になったのをきっかけに、救急救命士になりたいと思ってきました。女性にしかできないことを考え、強さと優しさをもった、周りの人を笑顔にできる消防士を目指したい」と意気込みを語りました。

入校した53人は、これから半年間、県消防学校の寮で共同生活を行い、座学のほか、水難救助や放水の訓練などの授業を受け、9月に卒業する予定です。