3月の企業倒産状況・負債総額は過去10年で3番目

2018年04月12日 18時05分 ニュース, 経済

民間の信用調査機関・東京商工リサーチ和歌山支店によりますと、先月(3月)和歌山県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は12件、負債総額は11億1300万円となり、過去10年間で3番目に多く、倒産件数も4番目に多くなりました。

地域別では和歌山市が最も多い9件、紀の川市、日高郡(ひだかぐん)、田辺市がそれぞれ1件でした。

倒産の原因は殆どが販売不振によるもので、業種別では、建設業が最も多い4件、卸売業と小売業がそれぞれ3件、製造業とサービス業がそれぞれ1件でした。

負債総額を押し上げた原因は、子供服販売業や食品スーパー、建築業の3社が1億円を超える負債を抱えて倒産したことが大きく、1か月全体の負債総額が10億円を超えたのは、去年(2017年)8月以来7か月ぶりです。

東京商工リサーチ和歌山支店は「金融機関が中小企業の返済猶予に柔軟に応じるなど、金融緩和策が功を奏している一方で、金融支援を受けても抜本的な経営改善が進まない中小・零細企業の息切れ倒産が増加し、9か月ぶりに二ケタ台になっている。人手不足による経営リスクといった課題も残り、当面、倒産件数は一進一退するのではないか」と分析しています。