「人協働型ロボット」を紹介するセミナー(写真付)

2018年05月10日 19時04分 ニュース, 社会, 経済

人手不足による生産活動の制約に対応しようと、中小の製造業を中心に導入が進んでいる「人協働型(ひときょうどうがた)ロボット」を紹介する、わかやま産業振興財団主催のセミナーが、きょう(10日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

きょうのセミナーのもよう(5月10日・和歌山市・アバローム紀の国)

セミナーでは、経済産業省・ロボット政策室やロボットを製造する大手機械工業の担当者が、ロボットの利活用の促進に関する国の政策や、国内や海外の中小製造業で導入が進んでいる人間とロボットが共存して作業を行う「人協働型ロボット」システムの利点について説明しました。

この中で、川崎重工業の橋本康彦(はしもと・やすひこ)常務執行役員は、自社が開発した2本のアームを持ったロボット「duAro(デュアロ)」の導入事例を紹介しながら「製造ラインを変更せずに人からロボットへスムーズに置き換えられる。設備投資のコストが軽減され、起動も速く、タブレット端末での制御も簡単にできる」と述べ、工場以外にも、オフィスや店舗、病院、イベント会場など幅広い現場で活用できることや、人工知能・AIでロボットに人間の熟練技能を学習させると、後継者の人間への技能の伝承も可能になることなどをアピールしました。