和歌山市でこども食堂開催(写真付)

2018年05月14日 20時31分 ニュース, 政治, 社会, 経済

地域の子どもたちを集めて食事を提供する「こども食堂」がきのう(5/13)、和歌山市の教会で開かれ、近くに住む親子連れらが昼食を食べ、切り絵や塗り絵で楽しみました。

2018年5月13日・和歌山市下町で

和歌山市下町(げのまち)の天理教紀ノ川分教会で開かれた「こども食堂」は、福祉関連のボランティア活動を行っている人や地元の人たちでつくる「おのみなとこども食堂の会」が主催したもので、先月に続いて2度目の開催となりました。

きのう午前11時から開かれた「こども食堂」には、激しい雨の降る中、およそ130人が訪れ、高齢者や小学生、その保護者ら複数の家族が同じテーブルを囲み、牛肉や豚肉と卵を使った「他人丼」やサラダ、みそ汁などを食べていました。

切り絵やぬり絵で楽しむ子どもたち

食べたあと、あいにくの雨でドッヂボールはできませんでしたが、プロ並みの切り絵の技術を持つ男性が、子どもたちに、作り方をてほどきするなど、初めて会った家族同士が楽しそうに話していました。

参加した親子連れは、「他人丼はおいしかった。友だちと遊べておもしろかった」「ほかの家族とも話ができて、とてもよかったです。これからも続けてほしい」と話していました。

食材は、すべて個人や団体からの寄付でまかなっているというおのみなとこども食堂の会会長の三谷ふみ子(みたに・ふみこ)さんは、「子どもたちを中心に、地域をつなぎ、子育てを卒業した私たちのような60歳代以上の年代が、地域の中で再生できる場所を提供していきたい100歳になっても現役で頑張る姿を示せば、歳を重ねることが嫌だと思わなくなると思う」と話しました。

尾花市長も他人丼を・・・

きのうのこども食堂には、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長も訪れ、「こうした活動が、もっと広がっていくよう、市としても、支援の幅を広げていきたい」と話しました。

和歌山県によりますと、県内には、和歌山市の12カ所を含め26のこども食堂が開設されているということで、県は、2年前から施設の備品に対する補助を行っています。