高野山の僧侶が寺院側を提訴

2018年05月16日 19時27分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

世界遺産・高野山(こうやさん)にある寺の僧侶がうつ病を発症したのは、連続勤務が原因だと主張して、寺の運営団体に損害賠償などを求める訴えを起こしていたことがわかりました。

訴えによりますと、40代の男性僧侶は、10年前から高野山の寺で働き始めましたが、3年ほど前からうつ病になり、その後、休職しました。

男性は、早朝から午後11時まで働くこともあり、去年(2017年)10月に少なくとも1か月間の連続勤務が認められるとして、労災と認定されました。

このため、男性は寺を運営する宗教法人に、損害賠償や未払い賃金あわせておよそ860万円を求めています。

代理人の弁護士は「寺での仕事は修行だとされ、労働者としての側面が見えづらい。過重労働の実態を明らかにしたい」と話しています。