殺人未遂の80歳女に懲役4年6ヵ月実刑判決

2018年05月17日 19時02分 ニュース, 事件・事故・裁判

去年(2017年)8月、和歌山市の住宅で、交際相手の男性をナイフで刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われた80歳の女の裁判員裁判で、和歌山地方裁判所はきょう(17日)、懲役7年の求刑に対し、懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。

殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われたのは、和歌山市北出島の無職、加藤順子(かとう・じゅんこ)被告80歳です。判決によりますと加藤被告は、去年8月24日午前、和歌山市内の住宅で、かつて交際していた当時77歳の男性の腹を果物ナイフで刺して殺害しようとしました。

裁判では、犯行の動機や量刑が争点となり、検察は懲役7年を、弁護側は執行猶予の付いた判決をそれぞれ求めていました。

きょう午後3時から開かれた裁判員裁判の判決公判で、和歌山地方裁判所の武田正(たけだ・ただし)裁判長は「精神疾患の影響で自己の犯罪行為を正当化し自暴自棄になっていたことを多少考慮する必要がある」とした上で、「男性に不満を抱き、自殺の道連れにしようとした動機は身勝手かつ短絡的で、綿密ではないが計画的な犯行」と指摘し、懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。