「梅の日」中野BCで梅酒の初仕込み(写真付)

2018年06月06日 18時58分 ニュース, 社会, 経済

「梅の日」のきょう(6日)海南市の酒造メーカー・中野BCで、梅酒の初仕込みが行われました。

南高梅をタンクに投入する蔵人(6月6日・海南市・中野BC)

毎年6月6日は、戦国時代の梅にまつわる故事にちなみ「紀州梅の会」が「梅の日」と定めています。

中野BCでは、6年ほど前から梅の日にあわせて梅酒の初仕込みを行っています。

水で洗浄される南高梅

海南市藤白(ふじしろ)の本社工場の梅酒蔵(うめしゅぐら)には、けさ、みなべ町の梅畑で手摘みで収穫されたばかりの南高梅(なんこううめ)の果実およそ10トンが運び込まれ、水洗いとアク抜きが行われたあと、蔵人(くらびど)らが高さおよそ4メートル、直径およそ3メートルの巨大なタンクに流し入れていきました。

タンクにはアルコールと砂糖、そして水が入っていて、およそ半年後に実を取り出し、さらに9か月以上熟成させると、梅酒の原酒が出来上がります。

梅酒杜氏の山本さん

梅酒杜氏の山本佳昭(やまもと・よしあき)さんは「ことし(2018年)はヒョウや低温被害もなく、良い品質の南高梅ができあがり、農家の皆さんにとても感謝しています。しっかり美味しい梅酒を造ることが、私たち蔵人の努めです」と話していました。

仕込み作業は今後1カ月続き、今月(6月)中旬ごろピークを迎え、県内各地で収穫されたおよそ500トンの梅を42基のタンクで漬け込み、720ミリリットル入りの瓶、およそ140万本分の梅酒を生産する予定です。

きょう仕込まれた梅酒の一部は熟成させる前に取り出され、ことし12月に新酒「梅酒ヌーボー」として、国内や海外へ出荷されます。