和歌山県警広域緊急援助隊、岡山・真備町から帰任(写真付)

2018年07月10日 19時04分 ニュース, 社会

西日本を襲った記録的な豪雨で被災した、岡山県倉敷市の真備町(まびちょう)に派遣されていた和歌山県警の「広域緊急援助隊」が、きょう(10日)午後、任務を終えて和歌山市へ到着しました。

坂部部長を前に整列する隊員

県警の機動隊19人からなる「広域緊急援助隊」は、警察庁からの要請を受けて今月(7日)7日から土砂災害や浸水の被害が大きかった岡山県に派遣されていました。7日の夜、岡山県に入った一行は、小田川(おだがわ)の堤防が決壊し大規模な浸水の被害に見舞われた倉敷市真備町の箭田(やた)地区で2日間、地元・岡山や奈良の県警と協力しながら生存者の捜索や住民の安否確認にあたりました。現地では、家屋の1階部分が浸水したためボートに乗って住宅を1軒ずつ回り声掛けをしたほか、人気(ひとけ)のない家屋には2階から侵入して取り残されている人がいないか確認したということです。

きょう午後3時すぎ、一行が和歌山市木ノ本の県・警察学校のグラウンドに警察車両6台で到着し、機動隊の楠本真(くすもと・まこと)副隊長が警備部の坂部義人(さかべ・よしひと)部長に帰任報告をしました。

隊員の下岡駿斗(しもおか・はやと)巡査24歳は「大規模な川の氾濫に衝撃を受け、刻一刻と状況が変化し気温も高い中での対応に苦心しました。被災した人たちはすごく不安だったと思う」と話し、楠本副隊長は「大量の水が残っていて、あんな現場ははじめてだった。今回の教訓を無駄にせず、和歌山県民の危機意識も再度高めなくては」と話していました。

県警の「広域緊急援助隊」は、今後も警察庁の要請を受けて出動する可能性があり、いつでも出られるよう態勢を整えるということです。