映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」出演者と監督らが知事表敬(写真付)

2018年07月11日 19時35分 ニュース, 政治, 社会

太地町(たいじちょう)にある「くじらの博物館」の飼育員やトレーナーを主人公にした青春映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」のメインキャストと監督ら一行が、きょう(11日)午後、和歌山県庁を訪れ、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事に映画の完成を報告しました。

仁坂知事を表敬訪問した一行(7月11日・和歌山県庁知事室)

この映画は、藤原知之(ふじわら・ともゆき)監督がメガホンを取り、太地町のくじらの博物館で奮闘する若い飼育員やトレーナーたちの実話をもとに、夢に向かって突き進む勇気の大切さや挫折、人との触れ合いを描くストーリーで、県や県観光連盟、太地町などでつくる「熊野灘(くまのなだ)捕鯨文化継承協議会」や、わかやまフィルム・コミッションなどが全面的に協力し、去年(2017年)の秋、太地町や那智勝浦町(なちかつうらちょう)で撮影されました。

きょうは、よる和歌山市内で行われる試写会を前に、藤原監督と、主人公の飼育員・太一(たいち)役の矢野聖人(やの・まさと)さん、東京から来た飼育員・唯(ゆい)役の武田梨奈(たけだ・りな)さん、それに博物館の学芸員・望美(のぞみ)役で和歌山市出身の岡本玲(おかもと・れい)さんらが知事室を訪問し、仁坂知事に完成を報告しました。

左から武田梨奈さん・藤原知之監督・矢野聖人さん

このあと記者会見が行われ、主人公の矢野さんは「和歌山の町並みや風景の美しさ、クジラの可愛さが沢山詰まっています」とアピールしました。

岡本玲さん

和歌山出身の岡本さんは、撮影の合間に太地町民と積極的に話をしたことを振り返り「皆さんは太地やクジラに誇りを持ちつつ、違なる考えも否定せず理解しようとしている。まさにこの映画のテーマにぴったりな、相互理解の姿勢が見られました」と話していました。

そして藤原監督は「映画の公開がゴールではなく、映画を見た多くの人々に和歌山に来て頂くことが、我々のご恩返しだと思います」と語りました。

映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」は、ことし(2018年)10月12日に、和歌山市と新宮市で先行公開されたあと、翌11月3日から、東京・大阪・名古屋など、全国各地で順次公開される予定です。