営業所長が暴力団に関係・県が建設業者の許可取消し

2018年07月12日 19時07分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

有田市(ありだし)の建設業者の和歌山営業所長が暴力団の関係者だったことがわかったとして、監督官庁の和歌山県は、建設業法に基づき、きのう(11日)付けで、この業者の建設業許可を取り消しました。県内の建設業者に対する暴力団との関与を理由とした建設業取り消し処分はこれが初めてです。

処分を受けたのは有田市の「株式会社酒井組(さかいぐみ)」です。

県・技術調査課によりますと、酒井組は、ことし(2018年)3月に和歌山営業所を開設しましたが、書類を受け付けた県が警察に確認したところ、和歌山営業所長が暴力団の関係者であることがわかりました。

県が、先月(6月)と今月(7月)の2回にわたって酒井組の社長や代理人の弁護士らから聞き取り調査を行い、きのう付けで建設業許可を取り消す処分を下しました。

県の聞き取りに対して、酒井組の社長は「所長が暴力団関係者とは知らなかった」と話したということです。

建設業法は2015年に改正され、建設業者の役員や一定の役職の社員が暴力団員だったり、暴力団から足を洗って5年以内だったりした場合、建設業の許可を取り消すことを定めています。