全国学力テスト・小学校国語Aが初めて全国上回る

2018年07月31日 19時07分 ニュース, 政治, 社会

ことし(2018年)4月、全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われた文部科学省の全国学力テストの結果が公表され、和歌山県は、小学校の国語Aが調査を始めて以来、初めて全国平均を上回ったほか、中学校の数学Aも全国平均を上回りました。

全国学力テストは、県内では、ことし4月17日、義務教育学校や特別支援学校を含む小学校229校の児童およそ7600人と、中学校120校の生徒およそ7600人が参加して行われ、小・中とも、国語と算数・数学で基礎的な知識を問うA問題と、応用力を問うB問題が出題されたほか、3年ごとに行われる理科のテスト、それに生活習慣や学習環境に関する意識調査も行われました。

和歌山県の平均正答率は小学校の国語Aが調査開始以来初めて全国平均を1ポイント上回ったほか、中学校の数学Aも1ポイント上回りました。

一方、小学校の算数はA・Bとも全国平均を1ポイント下回ったほか、中学校の国語Aと理科は1ポイント、国語Bと数学Bは2ポイント、いずれも全国平均を下回りました。

都道府県別でみると、小学校は、2014年に全国最下位、おととし(2016年)が45位、去年(2017年)が21位だった国語Aが、ことしは10位と大きく上昇したほか、おととし19位、去年17位だった中学校の数学Aが、ことしは10位と改善しました。

その結果、理科を除く全体の平均正答率は、小学校が去年の全国21位から20位に上がり、過去最高になった一方、中学校は去年の全国28位から34位に下がりました。

県教育委員会の学力対策課は「教諭の授業改善が進んでいる」と評価したうえで、「読解力や記述力の必要なB問題が依然として大きな課題となっている。今後も授業の改善や、家庭学習の習慣づけ、読書活動の充実などに取り組む」と話しています。