星林高校ラグビー部・飲酒暴行の顧問に懲戒免職処分(写真付)

2018年08月01日 19時34分 スポーツ, ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

先月(7月)和歌山市の県立星林(せいりん)高校ラグビー部の顧問を務める35歳の男性教諭が校内での合宿中に酒を飲んで腹を立て、3年生の男子部員に暴行した問題を受け、和歌山県教育委員会は、この教諭を、きょう(8月1日)付けで懲戒免職処分にしました。

記者会見で陳謝する松本学校人事課長(中央)ら(8月1日・和歌山県庁南別館)

この問題は、星林高校ラグビー部顧問の35歳の男性教諭が、先月(7月)15日、校内で行われた合宿の打ち上げで缶ビールを飲み、グラウンドの片付けが遅いことを注意した3年生の男子部員に「人数が少ないからしゃあない」などと言われたことに腹を立て、足でこの部員の頭を踏みつけたりするなど、頭部打撲など全治およそ3週間のケガを負わせたもので、医師の診断では頭がい骨骨折の疑いもあるということです。

顧問は、事件から2日後の17日の朝になって、ようやく校長に事件を報告しました。

一方、56歳の副顧問の男性教諭も、合宿に缶ビールを持ち込んだことや、すぐに生徒を病院に受診させるなど適切な対応を取らなかったなどとして、停職1か月の懲戒処分となりました。

県教育委員会によりますと、顧問は事情聴取に対し「しゃあないという言葉に感情的になった。生徒や保護者に済まないことをした」などと話しているということです。

また生徒は、頭に暴行を受けた翌日の16日、練習試合に出場していますが、病院を受診したのは17日の夕方になってからだったこともわかり、生徒側は、警察に被害届を出しているということです。

県教育委員会の松本泰幸(まつもと・やすゆき)学校人事課長は「和歌山県の教育への信用失墜行為で誠に遺憾だ。運動部活動の手引きにも活動中の飲酒はしないよう書かれている」と陳謝し、再発防止と信頼回復に努める考えを示しました。

星林高校ラグビー部は、事件後、活動を休止していましたが、先月30日から生徒らを中心に練習を再開していて、現在、外部の指導者を探しているということです。