県和商「楽天ITスクール・ネクスト」で南海トラフの防災・減災を提案へ(写真付)

2018年08月03日 20時16分 ニュース, 社会, 経済

和歌山市の県立和歌山商業高校で電子商取引を学ぶ生徒らが、IT大手の楽天が主催する、高校生による地域の課題解決プログラムに参加します。

インタビューの要点整理を行う県和商の生徒ら(8月3日・和歌山市砂山南)

これは、去年(2017年度)まで「楽天IT学校」として開かれていた電子商取引のコンテストをリニューアルし、地域の様々な課題の解決策を高校生が考え、楽天のICT技術を活用しながら提案する「Rakuten IT SCHOOL NEXT(ラクテン・アイティースクール・ネクスト)」として開かれるものです。

リニューアル1回目となる今年度(2018年度)は全国の高校10校が参加し、和歌山県からは県和商で電子商取引を選択した3年生15人がエントリーし、南海トラフ巨大地震の防災と減災について、東日本大震災や西日本豪雨などの被災地で災害ボランティアとして活躍している、防災士の市場美佐子(いちば・みさこ)さんから聞いた話をもとに、ICT(アイシーティー)機器を使ってプレゼンテーションします。

初日のきょうは、楽天の社員が講師となって取材の基本となるインタビューの方法を指導し、生徒らは、避難所での課題や被害の実態など、事前に聞きたい項目の要点を整理しながら、円滑なインタビューをするための準備をしました。

県和商の川口敦志(かわぐち・あつし)教諭は「生徒らのアイディアを、アプリケーションやウェブサイトなどで発信することで、普段の学習を地域貢献に活かしたい」と意気込みを話しています。

県和商を担当する楽天の川村慎吾(かわむら・しんご)さんは「ことしは10校ですが、来年(2019年度)以降は全都道府県の高校に参加してもらい、楽天との事業連携もより促進させたい」と展望を語りました。

生徒らは、4つの班に分かれて今月(8月)5日までワークショップを行い、ことし11月19日に開かれる校内発表会までに、それぞれプレゼンテーションの内容を固め、この場で、12月8日に東京の楽天クリムゾンハウスで開かれる、全国10校による成果発表会に出場する班を決める予定です。