イルカ追い込み漁前に太地町で合同訓練

2018年08月11日 18時50分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

太地町で9月にイルカなど小型鯨類の追い込み漁が解禁されるのを前に、和歌山県警察本部と第五管区海上保安本部がきのう(10日)、反捕鯨団体による妨害行為を想定した合同警備訓練を太地港周辺で実施し、海上保安官や警察官らおよそ100人が参加しました。

訓練では、停戦命令を無視して航行する反捕鯨活動家の小型船に、海上保安官らがゴムボート2隻で近づき、一斉に乗り込んで抵抗するメンバーを取り押さえました。また、陸上で活動の様子を撮影していたメンバーに、警察官が任意同行を求めました。

田辺海上保安部の星崎隆(ほしざき・たかし)部長は、「近年は反捕鯨活動も沈静化しているが、太地町がターゲットとなっていることに変わりはない。警察と密に連携し、迅速、的確に対処したい」と話しました。

太地町では、過去にイルカのいけすの網が切られたり、捕鯨の祈念碑が壊されたりしたほか、去年も、白浜町のレジャー施設で行われたイルカショーを反捕鯨活動家が妨害する事件が起きています。