シニア災害ボランティアセミナーin和歌山(写真付)

2018年09月10日 20時19分 ニュース, 政治, 社会, 防災

大規模災害に備え、中高年世代が災害ボランティアの役割について学ぶ「シニア災害ボランティアセミナーin和歌山」が、きょう(10日)午後、和歌山市北出島(きたでじま)のプラザホープで開かれ、およそ100人が参加しました。

きょうのセミナーのもよう(9月10日・和歌山市北出島)

これは、和歌山県と県地域社会ライフプラン協会、それに県社会福祉協議会が主催したもので、南海トラフ巨大地震や台風などの自然災害に見舞われたときに、地域の防災・減災活動を支える災害ボランティアの役割や心構えなどを、専門家の講演やワークショップを通じて学んでもらおうというものです。

はじめに、県・危機管理・消防課の菅野悠斗(すがの・ゆうと)主事が、地域の防災リーダー育成講座や地震体験車を使った減災教室といった県の防災減災対策事業について説明しました。

続いて、阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震などで活動を行っている、和歌山市の災害ボランティア団体代表の市場美佐子(いちば・みさこ)さんが基調講演し被災地で行った活動を紹介しました。

基調講演する市場美佐子さん

市場さんは、近い将来高い確率での発生が予想される南海トラフ巨大地震への心構えについて「和歌山県は陸の孤島となりやすく、県外からの支援は期待しにくい」と指摘し、水や食料、ガソリンなどの備蓄を促したほか「地域事情に詳しく、知識や経験の豊富な中高年世代が率先してボランティアを行うことで、高齢者などの災害弱者を横の繋がりで救えます」と訴えました。