【台風21号】きょうで1週間、県内1人死亡(写真付)

2018年09月11日 19時35分 ニュース, 防災

和歌山県など近畿地方を中心に大きな爪痕を残した台風21号からきょう(11日)で1週間となりました。

強風で看板などが飛ばされた和歌山市内(2018年9月4日撮影)

県のまとめによりますと、台風21号による県内の死者は1人で、湯浅町にある一般廃棄物処理場の敷地内で4日午後1時すぎ、36歳の男性職員が倒れているのが見つかり、病院へ運ばれましたが、頭を強く打っていて、7日に死亡が確認されました。

けがをした人はあわせて31人で、和歌山市で50歳の男性が強風で飛ばされた看板にあたり両足を骨折するなど、有田市やみなべ町であわせて4人が大けがをしたほか、転倒したり、割れたガラスで手を切るなどしてあわせて27人が軽いけがをしました。

住宅の被害は、御坊市と白浜町で木造の家屋あわせて2棟が強風により全壊したほか、由良町と白浜町、広川町であわせて8棟が半壊、一部破損が各地で1143棟にのぼり、床下浸水は19棟となっています。

住宅以外の建物被害では、和歌山市沿岸部の「雑賀崎工業団地」にある企業で高潮による浸水被害があったほか、県立有田中央高校で体育館の屋根が破損したり、和歌山信愛高校や智辯学園和歌山高校で校舎のガラスが破損するなどの被害がありました。また、文化財にも被害が出ていて、和歌山市の「紀州東照宮」で本殿の屋根が破損したほか、岩出市の「根来寺」や高野山の「金剛峯寺」では門の倒壊や倒木の被害が出ました。

停電は、のべ32万7000軒で発生し、夜を徹しての復旧作業が行われていますが、一部の地域では今も停電が続いています。関西電力によりますと、きょう午後4時半現在、県内およそ4450軒で停電していて、有田川町の1860軒と紀美野町の1410軒が最も多くなっています。