和歌山県とベトナム商工省がMOU締結(写真付)

2018年10月09日 20時05分 ニュース, 政治, 経済

和歌山県は、経済発展が著しいベトナム商工省との間で貿易と産業連携を促進する覚書(おぼえがき)を締結しました。日本の地方自治体がベトナム商工省と覚書を締結するのは、これが初めてです。

覚書を締結した仁坂知事(右)とアイン大臣(左)(10月8日・総理官邸)※和歌山県提供

覚書では、県とベトナム商工省が機械製造や金属加工、化学、繊維、情報通信など様々な産業分野に関して、お互いの企業間交流や貿易振興、人材育成で連携協力をはかると明記されています。

県では、2015年にベトナム農業農村開発省と覚書を締結していて、農業や食品加工分野での連携事業を展開していますが、ことし(2018年)8月、県の職員が経済交流について意見交換をするためベトナム商工省を訪れた際、ベトナム側が貿易や産業振興で日本の協力を求めていることがわかり、商工業の分野でベトナムとの経済交流の活性化を図りたい県側の意向と一致し、覚書の締結につながりました。

締結式は、きのう(8日)日本とベトナムの外交関係樹立45周年記念の首脳会談が行われた東京の総理官邸で行われ、安倍総理大臣とフック首相が立ち会う中、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事とアイン商工大臣が覚書を交わしました。

ベトナム商工省とのMOUを発表する仁坂知事(10月9日・和歌山県庁)

仁坂知事は「教育レベルやIT関連の意識が非常に高いベトナムの若い力を、県の発展や、新たな労働力として迎えるための大きな力になる」と期待を込めています。

両者は、今後、担当部署をつくり、ビジネスセミナーの開催や、企業連携の促進、それに、高度産業人材育成を図ることになります。