第5回「わかやまの棚田・段々畑サミット」(写真付)

2018年10月10日 19時26分 ニュース

棚田(たなだ)や段々畑(だんだんばたけ)のある豊かな環境について和歌山県内の関係者が語り合う「わかやまの棚田・段々畑サミット」が、きょう(10日)海南市(かいなんし)で開かれました。

きょうのサミットのもよう(10月10日・海南市日方)

これは、和歌山県や県内の自治体、それに、棚田や段々畑の環境保全に取り組む地域の住民らによる「和歌山県棚田等保全連絡協議会」が毎年主催して開いているもので、今回で5回目を迎えました。

今回は、このサミット開催のきっかけとなり、2013年に有田川町(ありだがわちょう)で開かれた「全国棚田(千枚田(せんまいだ))サミット」から5年が経ったことを受け、これまでの県内での活動を振り返り、棚田や段々畑の環境保全に対する新たな課題や目標を確認しようと、専門家による基調講演やパネルディスカッションを行います。

認定証の交付

きょう午後、海南市民会館で行われた開会式で、補助金を活用してかんがい設備を整備しながら特産の「蔵出しみかん」栽培を行っている、海南市下津町(しもつちょう)の「方(かた)地区地域資源保全会」に、「わかやまの美しい棚田・段々畑」の認定証が新たに交付されました。

基調講演する中島さん

続いて、早稲田大学名誉教授でNPO法人「棚田ネットワーク」代表の中島峰広(なかしま・みねひろ)さんが「これからの棚田保全について」と題して基調講演し、県内の棚田保全の動きを高く評価したほか、県内の山間部で棚田や段々畑の保全に取り組む地域の代表らが意見を交換するパネルディスカッションが行われました。

2日目のあす(11日)は、新たに「わかやまの美しい棚田・段々畑」に認定された、海南市下津町方地区のミカン畑の現地視察が行われる予定です。