和歌山産柿・オーストラリア初輸出の出発式(写真付)

2018年10月11日 19時49分 ニュース, 社会, 経済

日本産の柿のオーストラリアへの輸出が、ことし(2018年)1月に解禁されてから、全国で初めて、和歌山県産の柿がきょう(11日)橋本市からオーストラリアへ輸出されました。

テープカットで初輸出を祝う関係者ら(10月11日・橋本市高野口町)

今シーズン、オーストラリアに初めて輸出されるのは、JA紀北かわかみ管内や県農林大学校の畑で穫れた、刀根早生柿(とねわせがき)と平核無柿(ひらたねなしがき)あわせておよそ1トンで、船便と空輸に分けて輸出されます。

オーストラリアへ輸出される柿

柿の輸出解禁に向け、和歌山県は2013年度以降、政府提案を続けてきたほか、JETRO(ジェトロ)大阪本部やJAグループ和歌山と連携し、プロモーション活動や、検疫の障壁となっていた「臭化(しゅうか)メチル燻蒸(くんじょう)処理」の免除に向けた交渉を行い、去年(2017年)10月のアメリカに続いて、ことし1月、オーストラリアへの輸出が解禁されました。

柿を乗せ出発するトラック

きょう午後、橋本市高野口町(こうやぐちちょう)のJA紀北かわかみ本店で輸出の出発式が開かれ、関係者らがテープカットで祝福し、柿を乗せたトラックを拍手で送り出しました。

あいさつするJA紀北かわかみの宮崎組合長

JA紀北かわかみの宮崎卓郎(みやざき・たくお)代表理事組合長は「日本と季節が逆なので、ニュージーランドからの輸入が途切れるタイミングで県産の柿を供給できる。甘くて見た目も美しく、栄養価も豊富な和歌山の柿を多くの人に味わって欲しい」とあいさつしました。

JAと県、それにジェトロでは、来月(11月)下旬に、現地のレストランのオーナーやシェフ向けの柿料理のセミナーを開くほか、シドニーのアジア系スーパーマーケット5店舗で店頭販売を行うことにしています。