【台風24号】奄美大島で養殖の近大マグロ3700匹死ぬ

2018年10月11日 19時45分 ニュース, 経済, 防災

近畿大学などによりますと、先月末(9月)田辺市付近に上陸した台風24号の影響で、鹿児島県の奄美大島(あまみおおしま)で養殖していた「近大マグロ」3700匹が死に、被害額はおよそ2億円と推定されることがわかりました。

マグロが大量に死んだのは、鹿児島県奄美大島の瀬戸内町(せとうちちょう)にある近畿大学水産研究所奄美実験場で、台風の北上で海水が濁り、マグロが次々と生け簀の網に衝突したとみられます。

死亡した3700匹のうち、出荷可能な重さ40キロ以上のマグロがおよそ800匹、それよりも小さいサイズのマグロがおよそ2900匹だったということです。

また、実験場の倉庫なども高潮で流される被害もあったということで、近畿大学では、このほかにも被害があるものとみて引き続き確認を進めています。

近畿大学の養殖場では、これより前の先月(9月)上旬、関西の広い範囲で停電の被害をもたらした台風21号でも、串本町(くしもとちょう)の大島実験場で飼育されていた近大マグロおよそ250匹が死に、およそ350匹が外海へ流出したほか、養殖クエおよそ5000匹が全滅する被害があったばかりです。