県高校生防災スクール 県内5会場で開催(写真付き)

2012年08月21日 13時01分 ニュース, 社会, 防災

学校や地域で防災の重要性を広めることができる、若い世代の防災リーダーを育てようと、和歌山県教育委員会は、きょう(21日)、県高校生防災スクールを、県内5ヵ所の会場で開きました。

P1030446

講演する社会福祉士・防災士の池本護(いけもと・まもる)さん

これは、2004年から、毎年、この時期に行われていて、今回で9回目です。ことし(2012年)の防災スクールには、県内の高校、中学校、特別支援学校の生徒およそ1230人が参加して開かれ、各会場の講師には、去年(2011年)3月の東日本大震災の際、被災地で避難所の運営などにあたった人や岩手県山田町の職員が招かれました。

このうち、和歌山市西浜の県立和歌山工業高校では、地元の高校生や中学生およそ320人が参加し、元高校教諭で社会福祉士・防災士の池本護(いけもと・まもる)さんの講話に耳を傾けました。由良町出身の池本さんは、東日本大震災の発生後、宮城県石巻市の避難所の運営責任者として活動し、青森県八戸市までの三陸海岸の地形調査も行いました。講話の中で、池本さんが「避難所で生活していると、お年寄りの足腰が弱くなってしまったので、体操を揃ってするようになった」などと体験を語ると、参加者は大きくうなずきながら聞き入っていました。

参加者は、この後、地域住民の協力のもと、大災害が発生し、家屋の倒壊は免れたものの、高齢者が自宅で1週間、生活しているという想定で、聞き取り訓練を行いました。