世界初の浮上する防波堤 大林組など下津港に建設

2012年08月30日 13時09分 ニュース, 社会, 防災

津波が来た時だけ、海底から浮上する可動式の防波堤の建設を、ことし(2012年)10月から和歌山下津港で始めると、大林組などは、きのう(29日)発表しました。

これは、発生が予想されている南海トラフ地震にともなう津波に対応するための国土交通省の事業で、まず、試験的に10メートル分を、来年(2013年)2月までに完成させ、最終的には230メートル分建設します。

可動式の防波堤は、海底に壁のように並べられた鋼(はがね)のパイプに、空気を送り込むと、浮かび上がり、津波を防ぐ仕組みです。海底13.5メートルから海上およそ7.5メートルまで、10分以内で浮上するため、非常時にも対応できるほか、港の入り口など防波堤が築けない場所にも設置できるということです。