澤和樹さんが流木バイオリンで追悼コンサート

2012年09月02日 19時33分 ニュース, 社会, 経済, 防災

紀伊半島豪雨から1年のきょう(2日)和歌山出身のバイオリニスト澤和樹さんらが和歌山市民会館でチャリティコンサートを開き、東日本大震災の津波による流木で作られたバイオリンで追悼の音色を響かせました。 「防災に想いを馳せて~澤ファミリーと千里フィルの仲間たち~」と題したコンサートでは、冒頭に、澤さんが鎮魂の思いを込めて「G線上のアリア」を披露しました。澤さんは演奏後、「全精力を注いでいい演奏ができました」と振り返りました。このバイオリンは岩手県の陸前高田市で被災した松や住宅の柱などのがれきを使って作られていて、裏側には津波に耐えた「奇跡の一本松」が描かれています。山口県から帰省していた55歳の男性は「流木で作られたとは思えないすばらしい音色でした。木の魂を感じた」と話していました。コンサートの収益金の一部は豪雨で被災した新宮市や那智勝浦町などに寄付されるということです。