那智勝浦町水害記念公園で慰霊祭 碑の除幕も(写真付き)

2012年09月04日 19時50分 ニュース, 社会, 防災

去年(2011年)9月の台風12号災害で、死者28人、現在も1人が行方不明となっている、那智勝浦町で、きょう(4日)午後、慰霊祭が開かれました。

P1030651

献花する遺族ら(2012年9月4日)

きょう(4日)午後1時半から、那智勝浦町井関の紀伊半島大水害記念公園で開かれた慰霊祭には、妻と娘を亡くした那智勝浦町の寺本眞一(てらもと・しんいち)町長や遺族のほか、和歌山県の仁坂吉伸知事、二階俊博衆議院議員らが出席しました。

会場の周囲にも災害の生々しい爪跡が残る中、寺本町長は、涙で言葉を詰まらせながら「突如、愛する家族を失った遺族の悲しみ、やり場のない怒りは察するに余りある。この悲しい出来事を繰り返さない」と式辞を述べ、復旧に全身全霊で取り組むことを伝えました。会場の紀伊半島大水害記念公園には、災害を後世に伝えるため、「紀伊半島大水害記念碑」が建立され、除幕も行われました。

母親の岩本達子(いわもと・たつこ)さんを亡くした、三重県四日市市に住む山下恵子(やました・けいこ)さんは、夫の伸(しん)さんと出席し「母は相談相手だったので、寂しいです。でも、こんなにたくさんの人に見送ってもらい感謝しています。母も感謝して、ニコニコしていると思います」と笑顔を絶やさず話しました。