台風12号災害から1年 和歌山県内各地で追悼式

2012年09月05日 13時32分 ニュース, 社会, 防災

去年(2011年)9月の台風12号災害から1年が過ぎた、きのう(4日)、和歌山県内の被災地では、犠牲者を追悼する催しが開かれました。

去年(2011年)9月4日未明に、大規模な土石流が起きた、田辺市熊野地区では、きのう(4日)午前7時から始まった追悼式に、およそ120人が参列し、参列者は住宅がのまれた跡に設けられた慰霊塔に手を合わせていました。母と祖母を亡くし、兄の行方がわからない愛須東美子(あいす・とみこ)さん49歳が遺族の代表としてあいさつし「悔しさ、悲しみ、辛さ、全ての感情があります。熊野で起きた災害を忘れないでください」と訴えかけました。

一方、28人が死亡し、1人が行方不明となっている那智勝浦町では、きのう(4日)午前1時ごろ、去年(2011年)の豪雨で氾濫した那智川のそばで、遺族らが29本の竹灯籠に火を灯して、犠牲者の冥福を祈りました。

このほか、熊野那智大社で復興祈願祭が、午後には、那智勝浦町内でもっとも被害の大きかった、井関地区の紀伊半島大水害記念公園で慰霊祭が開かれ、遺族らが故人をしのびました。