Jアラート伝達試験・未放送のトラブル相次ぐ

2012年09月12日 16時42分 ニュース, 政治, 社会, 防災

自然災害や武力攻撃などの非常事態を、国が衛星回線を通じて自治体へ知らせる警報システム「Jアラート」の全国一斉緊急情報伝達試験が、きょう(12日)午前、行われました。和歌山県内では28市町村の防災行政無線で試験放送が2回に渡って流れる予定でしたが、一部の市や町では2回目の放送が流れないトラブルが相次ぎました。

これは、ことし(2012年)4月の北朝鮮による事実上のミサイル発射を想定した訓練の際トラブルが相次ぎ、総務省消防庁が全国の自治体に呼びかけて行ったものです。

和歌山県内では、システムを導入していない新宮(しんぐう)市と、導入はしているものの、紀伊半島豪雨の被災者の心情に配慮するため不参加を申し出ている那智勝浦町(なちかつうらちょう)をのぞく、28市町村と和歌山県で行われました。

このうち、和歌山市立高松(たかまつ)小学校の屋上に設置された防災行政無線のスピーカーからは、午前10時ごろと午前10時半ごろの2回、「これは試験放送です。こちらは防災和歌山市です」というアナウンスとチャイムの音が放送されました。

一方、海南市や御坊市、すさみ町など一部の市や町では、午前10時半ごろの2回目の放送が流れないトラブルが相次ぎました。

また田辺市では、放送が流れなかったという情報もあり、市で詳しく調べています。

さらに、和歌山放送の取材によりますと、田辺市内の一部の地域では、試験放送の実施を本庁から聞かされていなかったと話す職員もいて、連絡が十分に行き届いていなかった可能性もあります。

県・危機管理課で各市町村からの報告をまとめています。