100歳日野原重明さん和歌山市で講演(写真付き)

2012年09月26日 17時16分 ニュース, 社会, 経済

著書「生き方上手」などで知られ、来月(10月)4日に101歳の誕生日を迎える、聖路加(せいるか)国際病院理事長の日野原重明(ひのはら・しげあき)さんが、きょう(26日)午後、和歌山市民会館で講演しました。

 

これは、和歌山県立医科大学の板倉徹(いたくら・とおる)学長が代表をつとめる「新老人の会」和歌山支部が主催したフォーラムで講演したものです。

日野原さんは1911年(明治44年)山口県生まれで、東京・築地(つきじ)の聖路加国際病院の理事長を務め、終末期医療や介護の充実などに尽力する一方、2000年には75歳以上の元気な高齢者のための健やかな未来をつくる「新老人運動」を提唱し、全国各地で「新老人の会」を発足させました。

2005年には文化勲章も受章しています。

 

日野原重明さん(9月26日・和歌山市民会館にて)

きょう(26日)のフォーラムで日野原さんは「あなたの運命はあなたがデザインできる」と題して講演しました。

日野原さんは「去年(2011年)の紀伊半島豪雨や東日本大震災のような大規模災害は、必ず繰り返し起こることを過去の書物も記していたが、現代人が自らのこととしてとらえていなかったのでは」と指摘したうえで、哲学者・プラトンの説いた人間の4つの知恵のひとつ「勇気」を例に挙げながら「勇気ある行動を起こすことで、自分の人生のモデルを自らデザインし、運命をつくることが大切です」と述べました。

また、慰問で訪れた東日本大震災の被災地・南三陸で目を輝かせて生きる女性の姿をスライドで見せ「女性がもっと活躍する社会をつくることで日本も世界も変わる」とも訴えました。